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B. EC部会
「エレクトロニックコマースの新展開 ―経済構造改革へのシナリオ」

1998年2月19日〜2月22日
From:堀越 繁明
Subject: [00103] Re:ECへの貢献
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堀越@日本ユニシスです。
いつも問題の指摘ばかりなので、少し調査結果を披露させていただきます。
飯坂 譲二様のメールに対するコメント
From: 飯坂 譲二 Subject: [00102] Re:ECへの貢献
・日本の高齢者の場合、やはり、キーボードに問題があるようです。
弊社で調べたところ(高齢者を対象にしたアンケートではありません)では、「PC環境について、あなたの感じていること」という問に対して以下の様な結果が出ています。
キーボード操作が苦手 はい 7.9% いいえ 91.3%
環境設定が大変 はい 47.9% いいえ 51.4%
アプリケーションの
使い方が分からない はい 26.8% いいえ 72.6%
これを見ると、キーボードの問題よりも寧ろPC環境の複雑さに困惑しているように思われます。
From: 飯坂 譲二 Subject: [00102] Re:ECへの貢献
・高齢者(自分も含めて)への社会貢献の一つは、e−mailの相手になってあげることから始めるのがよいと思います。毎朝、「おはよう」だけでも喜ばれるのではないでしょうか。
また、同じ調査で、「メールを見てうれしくなったことがあるか」を聞いたところ
7割が「はい」という回答をしていました。
このネット会議でもネットワークでのトラブル(名誉毀損に発展したケースなど)が
話題に出ていますが、このような結果もあり少し安心させられます。
ただし、このような結果はまだ利用の初歩段階だからかも知れませんが。
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From: 小池 良次
Subject: [00104] Re:ECへの貢献
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小池です。
ちょっと、ECから脇道にそれるかも知れませんが杉井さんのメールを読んでいて触発されました。
ボクは電子メールのアドレスやドメインネームも2バイト対応にしても良いのではないかと考えています。
高齢者の方は、英語でキーボードを叩くのはたいへんでしょう。
カナ・キーボードで漢字でウェブやメールアクセスしても良いと思いませんか。もちろん、こうした通信は日本国内にしか通用しませんが。(英語の苦手な日本人はどうせ日本語のウェブしか見ないので同じですし.....)
つまり日本語コミュニティーにしか用のない人には、日本語のメールアドレスと日本語URLのウェブだけ持てばよい訳です。もし英語圏にアクセスしたければ英語で良いわけです。フランスもしかり。
インターネットは世界中を結びますが、これからは地域性も重視すべきだと思います。WIPOあたりでは「英語以外は許さないインターネット・ルール」に対してフランスが「各国語でも対応できるようにすべきだ」と主張しているようです。
トップドメイン(comとかeduとか、coとか)が足りないからといって100個以上にする話もでていますが、こうすると今問題になっているドメインネームの問題も少し解決する?かもしれません。
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From: 飯坂 譲二
Subject: [00105] Re:ECへの貢献
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飯坂 譲二
堀越様
ご教示有り難うございました。
PC環境については、ご指摘の通りと思います。
知らず知らずのうちに、内輪の会話に終始し、かなり、簡単なコンピュータ用語に苦労されているとおもいます。
しかし、用語は、それこそ短時間で学習できますが、うまれてあじめて、しかも、体自体の動きが鈍ってきている高齢者、多分65−70歳以上の方は肩が凝るのではないでしょうか。
高齢者の統計があるとよいですね。
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From: 猪熊 洋文
Subject: [00106] Re:BtoBはどうなるのか
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ミスミの猪熊です。大変出遅れまして済みません。
From: 田中 辰雄 Subject: [00082] Re:ECへの貢献
1)上で領域Cの日本での事例はないでしょうか。ミスミさんのシステムは営業のかなりの部分を代替したと聞いているので、Cの領域に多少足を突っ込んでいるように思えますがどうなんでしょう。ミスミの猪熊さん、いかがでしょうか
田中さんが整理してくれた分類軸がとても分かりやすのでこれベースに考えてみたいと思います。
ミスミのビジネスモデルを紹介しておくと、精密機械部品、医療材料、食材、DTP関連用品を、工業系メーカー、クリニック、居酒屋、デザイン事務所・印刷会社などにそれぞれカタログ通信販売しています。 年間取引顧客数は3万数千社になります。
営業マンはいませんので、カタログには価格はもちろんのこと諸取引条件はすべてオープンに記載されています。
いきなりですが、D分類は「市場形成の為の情報受発信型」ECと言えるのではないでしょうか。3年程前からミスミのWEBで金型部品・FA関連部品の海外メーカーを発掘しようと、代表的な商品の仕入れ価格を一部公開し情報発信した事があります。
結果は、
・日本国内メーカーを越える超精密な金型・FA部品を製造できるメーカーが海外には余りにも少ない。
・インターネットが、対象となる(なりそうな)海外メーカーにとって必ずしも普及されたツールではない。
といった点から具体的効果が少ない為に今はペンディングにしています。
次にC分類ですが、これは「形成されている市場の合理化」ECだと思います。情報共有する事による市場(売手と買手)の合理化・迅速化を計る事です。
・昨年よりFA関連部品のCADデータも含んだ電子カタログ(CD−ROM)を顧客に配っています。また発注データを作成する機能も備えており、将来的にはネットワークを介在した受発注に展開できればと考えています。
・また、全く違う事例としては、カタログ制作時、制作会社とカタログコンテンツを伝送しあい制作行程の短縮化を計るケースが出てきています。
A分類はECの代表格ですが、
・4年前からニフティサーブを使った顧客とのEDIを推進しいます。現在接続顧客数は1200社余りとなっており毎月顧客数は増えています。ちなみに、月単位でみたアクティブ率は60%強という所です。
・事前契約のある、クローズドタイプのEDIとは言うものの毎週発注のある顧客もいれば、3カ月に1度発注の顧客もいます。
故に、A分類におけるEDIを利用した発注「頻度」つまりECの活用頻度という論点があると思われます。
頻度という点からB分類へと展開させて行くと、少々自分自身混乱が生じます。BTOBにおいては通念的には、
1.買手が売手に対して見積もりを求める。
2.売手が見積もりを作成する
3.買手の購買決定がなされる(売手は与信をチエックする)
4.買手に納品される(通常納品書が添付される)
5.売手より請求書が送られてくる。
6.買手が口座を通して支払う。
という取引プロセスがあるか思います。故にB分類においては、アドホック的に1・2のプロセスまでは行っても、その先に発展しずらい背景がここにあるのではないでしょうか。電子決済が出来ればすべてが事足りるかというと、そうでもない気がしますし、業界の商慣行によっても違いがあると思います。
また、A分類における定型性頻度とB分類における非定型性頻度はECではどのように考えれば良いのでしょうか?
B分類では、國領さんが提唱されている「プラットフォーム」の諸機能確立が特に重要になるのではないでしょうか。
以上のような点から、私は開発・営業などを含め広義にECを捕らえております。また、受発注ECは、電話一本で「いつものやつをXX個お願い」という、そもそもの商取引に近いものがあるような気がします。
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