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A. アジア部会

   迫られるインフラ構築--アジア太平洋地域の重要性


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1998年2月16日〜2月18日


From: 大木 登志枝
Subject: [00039] Re:アジアへの日本の投資


大木です
From: 会津 泉
Subject: [00039] Re:アジアへの日本の投資

大木さん、都市部と農村部を分けるべきだという主張、一理あるでしょう。でも、たとえ農村部・過疎地でも、ネットワークを利用できるようにすることが戦略的に(可能であれば)重要だということには異論はないと思ってよいでしょうか?
はい。しかし、アジアの国/村の民度や需要にあった資源(人、者、金、技術)を供給すべきと思います。例えば、アジアの農村は日本の農村とはかなりちがいますよね。日本は、どんな山奥でも各家庭に電話はあるけれど、タイやインドネシアの田舎は、電話すらない村がたくさんあって、一村一電話を目標としています。住民の民度が低ければ、それにあった資源の提供を行うべきと思います。先日も申し上げましたが、アジアの農村部では、遠隔医療や遠隔教育が有用かと思われますが、たとえばイバンの人々にそれらを理解して利用してもらうことは、feasibleなんでしょうか、どうなんでしょう。 彼らは電話すら必要としないかもしれない、と思ってしまいます。
蛇足・・・私は、一応アジアの経済発展を支援する立場にいるのですが、時々これは「おせっかい」なことではないかと思うことがあります。マレーシアの例を見ても、政府は、持続的経済発展を目指して頑張っているけれど、ボルネオにいるNGOからは、現地住民を守るため政府による開発への批判が聞こえてくる。
ところで、会津さんが「アジアと日本の地方は同じ問題を抱えている」と言われる際の「アジア」は「アジアの都市部」を示すものと考えてよろしいですか。

From: 小林 博昭
Subject: [00040] 通信料金について


会津さん
さて、先般からの未討議の通信料金の問題ですが、この件はインターネットのこれからの日本での利用に大きな障害となってくるとおもわれますので是非皆さんのご意見と討議を会津さんのご司会でお願いできればと思います。
私は現在「教育分野におけるインターネットの利用促進に関する懇談会」に加わらせていただいておりますが、日本の問題は有害情報へのアクセスなどの問題も大きな問題として残されていますが、それに加えて電話料金が高いためインターネットアクセスに対して親の立場は禁忌的であるということが問題と私は捉えています。要するに親の立場は余分なお金のかかるインターネットなど子供の分際でやらなくてよいというのが大方の親の立場でしょう。慶応のSFCで学校でインターネットにアクセスするために家に帰らずに徹夜する学生がいる、石井先生がおっしゃていました。グローコムでも専用線によるインターネットをする為に(電話代がかからない)学生が帰らないというようなお話を井上さんから伺いました。
アメリカで青少年が毎日20分以上ポルノ画像を見ていることが米国の心理学会で報告され、親がびっくりしているとの新聞記事がありました。日本では電話料金が異常に上がってくることから親はおかしいのではないかと気づくと思われます。米国では固定料金と安いインターネット接続料金で使っているのか使っていないのか分からないとおもいます。
この件ではアメリカのように料金固定制にして安くしろといってもNTTがそのような料金体制に変えることは経営の根幹に関わる問題ですので現実的な議論にならないとおもいます。それではインターネットのアクセス料金をどのようにして安くするかですが、現行の電話料金の議論とは別にxDSLなどの採用やOCNをさらに安くするなど(月額5,6千円で1.5Mbps以上を使い放題など)アイデアがあるのではないかと思います。私はxDSLの事業者ですので我田引水の議論は避けたいのですが、電話料金を従量制のままで維持し、その外のインターネットアクセスを高速、かつ低料金で行わない限り、米国や、アジアの国々とも競争できない状況になって行くのではないかと、日本人の立場から懸念しています。
日本では東京電話が3分9円の電話ということで急速に加入者をNTTから奪取に成功したためNTTが急遽5分10円という対策を打ったのは周知のことです。しかし1.5MbpsのインターネットをNTTの加入者には圧倒的な安いコストでサービスするということになったら東京電話は加入者をこのように伸ばすことは出来なかったと思います。高速インターネットで顧客の囲い込みを行ってしまうと独占禁止法に引っかかるという問題も懸念されますが、実際にカナダのサスカテル電話会社は行っています。
ビット当たりの単価が各国の情報通信料金を比較的公平に比較する道具となるのではないかとおもいます。
会津さん、お忙しい中恐縮ですが、ご滞在のマレーシア、シンガポール、などの電話料金制度などを簡単にお話いただければ有り難いのですがよろしくお願いいたします。

From: 寺崎 明
Subject: [00041] Re:標準化と情報インフラについて


寺崎です。大変遅くなりましたが、大木さんにお答えします。インフルエンザにやられたりして参加できずにすいませんでした。
From: 大木 登志枝
Subject: [00028] Re:標準化と情報インフラについて

大木です。寺崎さん、教えていただけますか。
2)APECの電気通信ワーキンググループでは、電気通信に関する標準化活動は行っていません。基準認証は扱っています。
APTとAPECのテレコムWGとは活動が似ていませんか。APTはAII(Asia Information Infrastructure) をAPECはAPII(Asia Pacific Information Infrastructure)の構築を目指しています。AIIとAPIIの違いを教えてください。間違っていたら申し訳ありませんが、同様の目的ならば協力したほうがシナジーがでるのでは。私は、このあたり、日本の課題のひとつと考えるのですが。
(私(寺崎)の認識)
AII;4年程前、APTにおいて、日本からAIIについてやろうと提案。
     その後、追いかけるようにAPECでAPIIが提唱。
APII;1995年5月ソウルのAPEC電気通信・情報産業大臣会合にて
     韓国からAPIIの概念の提唱。
 上記のようにそれぞれの組織で検討が進んでいますが、APEC会合には、APTも参加したり、リエゾンを図っている状況。
 APECとAPTは加盟国がかなり異なっており、単純な統合は困難。
 APT33ヶ国に対し、APEC18ヶ国。この辺は、例が適当かどうかわかり ませんが、経団連と日経連のように、それぞれ、意義を持って活動しているものと認識しています。情報化が、各組織で重要課題として取り上げられること自体歓迎すべきと考えています。

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