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A. アジア部会
迫られるインフラ構築--アジア太平洋地域の重要性

1998年2月9日〜2月11日
From: 高橋 徹 Subject: [00031] Re:公的セクターと通信インフラ
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山崎さんに全面賛成。少なくとも、日本では、公的セクターの役割は、プロバイダー事業ではなくて、モデムを貸し出す、買う、端末を安価にリースする、などのプロモーションと、ネチケットの推進などの仕事に注力すべきでしょう。自治省などにいつも口を酸っぱくして言い続けてきました。ニューメディア時代の第3セクターになったところの後始末問題も、同じ流れにあります。そういう私は、ニューメディアコミュニティ構想の推進役でした。
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From: 飯坂 譲二
Subject: [00032] Re:情報通新社会への離陸条件
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昨年末から、日本・アメリカへと出張でながらく席をはなれていたため、遅れ馳せながら議論に参加させていただきます。
199年代の前半、これからの世界はアジア、東南アジアだとバブルに踊り、最近は、韓国、香港、その他の国々の経済破綻です。
これまでの議論の経過を読ませていただきましたが、私には一つ疑問があります。
インタネットを中心とする社会への移行には、欧米や日本のようにある程度、工業化社会、後工業化社会を経た国が、教育レベル・これまでのいわゆるインフラを持ち得た国と同じレベルで、アジアを含め、開発途上国の情報通信化社会に直接移行するのか、移行するのがいいのかが分かりません。
どんな時代であれ、人間社会が生物社会である限り、平たく言えば「食える」社会であり、その上にたって、文化・教育や最近の情報化が生まれてくると思います。
情報化が叫ばれるとき、まず物が造れていることが前提です。情報のみでは飢えはしのげないのです。
依然、アメリカがアフリカのグリーン革命と称し、アフリカの食料問題解決に寄与するといううたい文句で、北米の大規模農業を持ち込みました。その為に、機械化に関係のなっか多くのアフリカの人たちが農地と仕事を失い、都市へと流れ込み、現在のアフリカ難民問題の原点になっているとの説もあります。
このように、国のレベルとそれに応じた技術を段々に導入するほがよい場合もああり、インターネット社会も同じような気がします。
国の公的機関の問題は別として、開発途上国、先進国を問わず、それぞれの国のGDPやインフラのみでなく、工業化の程度、高等教育のレベルと受けた人の人口、専門教育を受けた人の就業率や失業率、その他の指標があるレベルに達したときに情報通信化社会へ離陸していけるのではないかとおもいます。この点、私は専門外で分かりませんが、お知恵を拝借したい物です。
折角、世界基準に見合ったウエイが出来ても、車の値段が大衆の手の届く範囲を超え、運転免許を持つ人が居らず、通行料金がたかければ、そのハイウエイには軍と高級官僚の車しか走れないのです。
まだまだ、多くの国人々が各家庭にコンピュータを導入するには高値の花ですし、今まで畑仕事にせいを出していた人たちが明日からコンピュータを前に電子商いをするとも思えません。
また、一旦コンピュータを使いこなせるようになると北米を同じレベルの収入を頼って国外に出てしまう人も多く、知的人材の集積がままならないのも現状でしょう。
アジア太平洋の標準化、公的セクターのインフラ問題その他活発な議論が展開されておりますが、パシフィックリムは独自の標準化が必要なのでしょうか。
古くなったPCの廃棄が先進国で問題になっている今日、中古PCの寄付先(ごみ捨て場でなく)として考えてもよいのではないでしょうか。
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