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講演するアクセンチュアのグラバー・ファーガソン・チーフ・サイエンティスト=24日、東京国際フォーラム |

グラバー・T・ファーガソン氏

(アクセンチュア チーフ・サイエンティスト)


アクセンチュアのチーフ・サイエンティストを務めるグラバー・ファーガソン氏は24日午前、「世界情報通信サミット」(日本経済新聞社主催)で講演し、ICタグ(荷札)など個体識別(ID)技術で把握したモノの情報は「組み合わせ次第で新しいサービス・事業を生み出すことができる」と述べ、デジタルIDを活用した事業は無限に広がる可能性があると主張した。
ファーガソン氏は、デジタルIDを使った事業の一例として、顧客の日々の予定や好み、洋服などの所有物、天気予報などの情報をもとに、日々のTPOに応じたスタイルを提案する事業を挙げた。ただ、個人レベルの詳細な情報を事業に使うと、情報管理面で「顧客から信頼をいかに勝ち取るかが重要で、信頼の有無が競争の優劣につながる」と指摘。デジタルIDを駆使した事業には、情報を把握・分析するインフラ構築費用はもちろん、顧客の信頼を獲得し続けることが不可欠と強調した。
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