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| セッション2 -「デジタル・デバイド時代のエレクトロニック・コマース
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日本型ECビジネスモデルの未来2 |
From: 種村 貴史
.Subj: 【11】新聞販売店 |
| 新聞社の人間としては、問題発言かもしれませんが、新聞販売店をB2CECの末端として利用することは、CVSよりも一時的なものにしかなり得ないのではないでしょうか。新聞もCVSでのピックアップになるかもしれないし、データだけ配信してプリントアウトしたい人だけ、自宅印刷するという可能性もあると思います。我々としては、そうならないことを祈りたいですが、1ユーザーの立場に変わると、宅配の紙の新聞よりベターなオプションがありそうですね。
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From: 林 浩一
.Subj: 【12】新聞販売店 |
新聞の宅配の是非はともかく、ビジネスのモデルとしては、興味深いものを含んでいるのではないでしょうか。詳しいところは知りませんが、確か新聞の宅配を行っている販売店は地元商店などからの広告収入で成り立っていたと記憶しています。広告取得のノウハウとチャネルも持っているはずです。うまく使えば配送コストを押さえるのに役立つのかもしれません。
とはいえ、ECで発注した商品が、地元の広告チラシと一緒に届けられるというのは、矛盾をはらんだとてもありそうもない光景だとは思いますが。
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From: 中野 潔
.Subj: 【13】新聞販売店 |
要約:「ECで発注した商品が、地元の広告チラシと一緒に届けられる」ことこそ、配送手段の選択肢を豊富に確保しておくことの カギ になりうる。
アスキーがCSK-Netで共同で実施している女性限定の無料プロバイダーサービス、shes.netは、広告主や市場調査依頼主からの 広告料、調査委託料で、接続経費を賄おうというビジネスモデルで走り始めました。会員の方には、「個人データは流出しませんが、販促電子メールの類が、けっこう行きますよ。そのかわりただですよ」と説明しています。
消費者が、製造業のウェブサイトや系列販売会社のウェブサイトから、直接買えばいいものを、小売業のウェブサイトから購入する理由はたくさんあります。ですが、理由の1つは、小売業が製造業から独立しているからです。
流通業も製造業から独立しています。
ラスト・ワン・マイルなりラスト・ワン・ハロンなりの物理的配送業務に、いろいろな業界から参入してくるでしょう。そのとき、コストを安くする手段の1つは、1業種1社に偏らない広告機能を果たすことで、広告収入を得、消費者からもらう配送料を安くして、競争力を高めることです。
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From: 山本 雄大
.Subj: 【14】日本型ECビジネスモデルについて |
ECとコンビニとの関係ですが、物流、特に商品の消費者への受渡に関しては、時間的制約がないことも大きなポイントと考えます。
最近は、宅配便も時間指定や夜間配送してくれますが、特に都市部の学生や独身サラリーマンを想定した場合、いつ来るかわからない宅配便よりも、毎日一度は立ち寄るコンビニで注文した商品を受取る方が、利便性が高いと思いますが、いかがでしょうか?
つまり、ECでの注文や代金決済は、コンビニ以外へ移っていく可能性も低くないと思われますが、商品の受渡しに関してコンビニを使うのは、ある程度完成したモデルと思います。
日本独自かという点に関しては、
1)通勤通学時間や残業が多くて帰宅時間が遅い日本と 2)共稼ぎや外食、夜遅くまで商業施設が営業してやはり帰宅が遅いと思われるアジア地域(ソウル、香港、台北、シンガポールでの経験から仮定)
と想定した場合、コンビニの密度が上がれば、同じビジネスモデルがアジア地域でも可能とも思われます。【8】水野 隆一 日本ほど生活拠点に対してコンビニ店舗が集積している国も珍しいのでしょうね。コンビニ自身が、地域宅配業に進出したくて仕方が無いので、その過渡的形態として、コンビニでの店頭渡しという形態が出てきていると考えます。ただ、店頭渡しならば配送コストをゼロ、宅配ならば宅配料徴収という風にサービスの多様化という観点ならばコンビニ店頭という形態が無くなるとも思えません。
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From: 櫻井 豊
.Subj: 【15】日本型ECビジネスモデルについて |
【8】水野隆一 商品を取りに行けるか、という点については老人には辛いということは確かでしょうが、低価格小口配送の普及と情報リテラシーの高齢者への普及速度は、後者の方が速い気がします。 賛成です。 また,実際に昭和一桁の私の母親で実験していますが,パソコンやインターネットの習得の方が,重い荷物をぶら下げて歩くより,はるかに容易だと言っています。
生協の宅配を多用しているのですが,老眼鏡で細かい文字を見ながらマークシートするより,フォントを大きく設定したブラウザで発注したいと常々申しております。きっと私達が老人になった時の,ひとつの見本と思って観察しています。(^_^)
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From: 中野 潔
.Subj: 【16】日本型ECビジネスモデルについて |
飯坂さんのおっしゃるとおりです。家庭向け宅配=ホームデリバリーサービスが比重を増していくのは、間違いがないと思います。
ただ、ホームデリバリーの担い手として、現時点で、手をあげているのが、宅配便とコンビニというのも事実です。 あとは、家庭向け仕出しor材料宅配と、生協と、NPOですね。
各種商品を、家庭ごとに仕分けし、適切な配達用容器 (段ボール)に詰めて、届ける仕事(+管理システム)を、どこが提供するのか、 途中の基地として宅配便の中間センターを使いのか、 コンビニのカウンター脇のちょっとしたスペースを使うのか、 生協や仕出し屋さんのバックヤードを使うのか −−において、効率で、消費者の気持ちにフィットするシステムを作った方が勝ちということですね。
店頭受け渡しとホームデリバリーとの選択ができる点では、コンビニの優位はけっこう大きいと思っています。【5】飯坂 譲二 特に社会の老齢化を考えると、消費者が足を運ぶということが前提のコンビニではなく、北米にみられるデマンド型の商品配達やサービスの方向にシフトする可能性のほうが高いのではないでしょうか。コンビニにECの中心をおくのは一時的なものだと考えます。
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From: 杉井 鏡生
.Subj: 【17】日本型ECビジネスモデルについて |
私はコンビニがECにおけるお金と物の流通拠点の”ひとつ”になると思います。なると思うというより、利用者としてなって欲しいということでもあります。
理由は、宅配の場合、時間指定が可能なときですら、待つために時間が縛られる感じがして、自宅で宅配を受けるのはあまり好まないというのがひとつの理由です。一人暮しの方や共稼ぎの方では、同様な方もいるのではないでしょうか。
その意味では、コンビニという特定の業態に意味があるわけではなく、こうした問題を解決できる別のルートや新業態が開発される余地はまだ十分にあると思います。
ただし、コンビニが本流になって欲しいと思うわけではありません。「本流は何か」という議論がよくありますが、例えそれが自分にとって好ましいものだとしても、インターネットのビジネス・モデルにおいて、「本流」などというものに集約されて欲しくないと思うからです。「拠点の"ひとつ"になる」と書いたのは、そのためです。
つまり、利用者の複雑で多様なニーズや嗜好に合わせてできる限り多様な手法が並列的に利用できる環境であって欲しいと思っています。コンビニが少ない地域の利用者が不便になるのでは話にならないのは当然です。
コンビニ型の流通についても、比較的近所であるが故の抵抗感を持つ人だってあるかも知れません。この人はパソコン関連と経済関連の本をよく購入するとか、赤ワインをよく買うとか、そんなことを知られたくない人もあるでしょう。そういう人は、毎回、受け取り場所として別の店舗を指定するかもしれません。その人にとって近くにあることがいつもメリットにつながるとは限らないでしょう。
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From: 飯坂 譲二
.Subj: 【18】日本型ECビジネスモデルについて |
【8】水野隆一 高齢者の情報リテラシーが低いというのも過渡的状況です。 私も同感です。あと3年もすると世代が変わります。私の年齢がコンピュータ時代のフロントを常につとめましたが、世代交番です。キーボード・アレルギーの人はすぐ人口的にマイナーになります。
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From: 南雲 修
.Subj: 【19】日本型ECビジネスモデルについて |
大和証券の南雲です。コンビニのECでの有用性について、実際の事業をおこなっている立場、また、消費者としてECでショッピング、オークションを積極的に活用している立場から発言させていただきます。
事業者の立場から
メリット
1.郵便、宅配便より発送料が安い可能性が高い
2.発送料が1の形態を使う場合よりも、安いと仮定した場合、2000円程度の商 品でも、ECを使った購入が可能と考えられる。(通常では、発送料が高いた め、5000円以上の商品かつ希少性がある商品でないと、商品者にとってメリッ トが発生しない。)
3.コンビニを活用する場合に、倉庫での物量もセットになる可能性が高く、WE Bでの消費者の注文から受け渡しまでがスムーズに行うかとができると考えら れる。 これは、消費者のCSの向上、事業者にとっての在庫の圧縮、物流費の削減を 意味すると考えられます。
4.3で仮定したことが可能であれば、消費者が発注してからの商品の受け渡し までの状況をWEB上で表示することが可能と考えられます。 この、発注後、どうなったかをうまく、伝えられるかどうかが、顧客の満足度を 高くできるかどうかの最大問題だと思います。一般的に、この部分で事業者に ついての不満を抱えやすいポイントだと思います。
5.宅配便・郵便とコンビニとの違い 1.2でも書いておりますが、決定的な違いがあります。 宅配便、郵便について、配達される確率は90%の後半で数%は不着で戻り ます。この点については、事業者として、経験値、その理由を合理的に説明を 受けています。
この部分は、集合住宅において、プライバシー保護のために、ポストに表札を 出さない事例が増えているために発生します。新規転入の場合、表札がない 場合には、居住者の確認が困難のため、間違いを防止するために、返送され る事例がかなりの部分を占めています。
コンビニの場合には、WEB、または、電子メール(セキュリティ及び着信確認に工夫が必要)より配送予定日、到着を消費者に通知し、24時間(一部営業していない店舗もあり)の任意の時間に受け取りが可能と考えられます。
これが、消費者、事業者の最大のメリットと考えられます。
デメリット
1.コンビニの店舗に一定期間、商品をストックする物理的なスペースを確保でき るか?
2.都会では、問題ないが、地方では、店舗密度が薄いため、アクセスに時間が かかり、逆に不便になる可能性がある。
3.事業者の立場から見ると、コンビニの全国展開は地域により、濃淡があり、 その地域に強い業者を使い分ける必要があると考えられます。この場合には、 メリットで想定している部分が弱くなると思います。
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From: 林 浩一
.Subj: 【20】日本型ECビジネスモデルについて |
【12】山本雄大 ECとコンビニとの関係ですが、物流、特に商品の消費者への受渡に関しては、時間的制約がないことも大きなポイントと考えます。 確かに、時間はこれからますます貴重な資源ですから、ご指摘のメリットは大きそうですね。ただ、配送コストさえ見合えば、宅配はもっと快適なものにできると思うのです。 配達待ちの拘束感は、いつ来るか正確にはわからないという点に負うところが多いと考えています。
たとえば、、、商品が配送可能になった時点からは、24時間いつでも、注文OKで、来て欲しい時間が指定できるサービスを考えましょう。時間指定は、自宅のTVのセットトップボックスかゲーム機のリモコンででもやるのでしょう。自宅では都合の悪い品物なら、駅でも公園でも、iモード系のものを使って注文することにしましょう。配達員の顔は画像で確認、宅配バイクが、自宅までの経路上のどこにいるかは地図で、到着までの予想時間と一緒に刻々表示され、頃合をみてドアを開ければ、配達員が商品を持って立っているといった具合です。
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