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「世界情報通信サミット2003」は、2日間の本会議と、約3週間のネット会議の議論を終え、坪田知己・日経デジタルコア事務局代表幹事が「総括提言」を発表した。
第一のキーワードは「想像」
インターネットの普及が第2段階に突入しようとしている。その柱が、「メッシュ」でありユビキタスネットワークだ。無線ICチップを始め様々な技術が登場しつつあり、これらを上手に利用しビジネスにつなげるには、なによりも想像力が大切だ。供給者、利用者が想像力を働かせて、用途開発を進めたい。
第二は「ルール作りと防衛」
ユビキタスネットワークの時代は、ITによって様々な利便性が提供される。しかし情報が盗み見られたりして、個人のプライバシーが侵される危険も増大する。また知的財産権を守ることで質の高いコンテンツを流通させ、ネット全体の収益を向上させることも必要だ。こうした問題でのルールの整備が急務だ。一方で、1月末に韓国を中心に発生した事件の教訓として、サイバー攻撃に対する防衛、セキュリティー確保は重大な問題。国際的な連携で対処すべきだ。
第三は「協調」
巨大な市場である中国、ブロードバンドで世界最先端の韓国、多くの技術資源を持ち、携帯電話の先進国である日本――この三国の協調が、経済の活性化につながる。具体的なテーマをあげて、成果を生んでいきたい。
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