世界情報通信サミット2000
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ネット会議
セッション2 -「デジタル・デバイド時代のエレクトロニック・コマース 」
自己紹介とテーマについて1
From: 前川 徹
.Subj: 【1】コーディネーター 〜 議論したいテーマ
世界情報通信サミット2000のセッション2の司会役の前川です。昨年の9月から通産省を休職し、早稲田大学国際情報通信研究センターに出向しております。この電子会議の進行役もつとめさせていただきます。

今回の電子会議で議論したい課題を提案したいと思います。第2セッションのテーマは「デジタルデバイド時代のエレクトロニック・コマース」ですが、基本的にはECを中心の話題として始めて、後半からデジタルデバイドの問題を含めて議論したいと思っています。

日本でもようやく高速・定額・常時接続のサービスの普及の目途が見え始めましたし、政府もネット時代にあわせて規制緩和と制度整備を進めつつあります。いったい、ビジネス分野におけるインターネット革命の本質はどこにあるのか? それは消費者にとってどのような意味をもつのか。既存企業や既存ビジネスにどのような影響をもたらすのか? 日本経済全体にとってはどうか? そして、デジタルデバイド問題との関係は如何に?

そんなことを考えながら以下のテーマを議論できればと思っています。

議論したいテーマ(案)

1.日本型ECビジネスモデルの未来
  (例えば、コンビニを物流、決済の中核にしたモデルは過渡期的モデルなの
  かどうか。)

2.日本のECビジネスを阻害する要因
  (これについては既に昨年まで十分議論されているので、これまでの議論で
  出てきた要因の整理とアップデートになるでしょう)

3.ディスインターミディエーションとインフォメディアリー
  (仲介業者排除と情報仲介業が既存ビジネスモデルにどのような影響をもた
  らしているのか)

4.ビジネスモデル特許問題

5.デジタルデバイド問題
  (日本で情報格差問題は大きな問題になるのか、世界ではどうか)

6.ECの発展とデジタルデバイド問題の関係
  (例えば、ECの発展によってインターネット利用コストが下がりデジタルデバ
  イド問題にプラスに働くのかどうか)

From: 校條 浩
.Subj: 【2】Self introduction
マッケンナ・グループの校條浩(めんじょう ひろし)と申します。私は米国シリコンバレーに本拠を置き、日米を往復しながらeビジネス分野の戦略コンサルティングを行っております。最近は、大企業ばかりでなく、日米両方のベンチャー企業とも仕事を共にすることが多くなってきました。
From: 稲垣 史則
.Subj: 【3】Self introduction
通商産業省で情報政策企画室長をしています稲垣史則と申します。通産省の中では電子商取引に関する広い意味でのルール作りのようなことを担当しており、特に現在は今通常国会に提出する予定の「電子署名及び認証業務に関する法律(仮称)」の策定作業を郵政省、法務省と一緒に進めております。

From: 広瀬 正
.Subj: 【4】議論したいテーマ
日立の広瀬です。

日本型(アジア型)ECビジネスモデルに関連して、「電子政府化」への役割と期待も議論してはどうでしょうか。各国の最大のサービス企業は政府です。

From: 杉井 鏡生
.Subj: 【5】自己紹介
インフォメーション・コーディネータの杉井鏡生です。元々は経済統計が本職でしたが、現在は、情報とコミュニケーションネットワークの利活用に関するフリーのリサーチャーを稼業としております。

ECの普及によって、その経済規模的なインパクトもさることながら、人々の生活の仕方にどのような影響がでるのか(そもそも影響が出るほど普及するのかという議論もあるのでしょうが)。
または、営利目的であるなしに関わらず社会的な物やサービスの交換形態にどのような影響を与えるのか、ということに関心を持っています。

From: 水野 隆一
.Subj: 【6】議論したいテーマ
水野と申します。本業では、経営情報関連のコンサルティング業務をおこなっており、最近はe−ビジネス関連のコンサルティングを実施しております。

特に興味のある話題は、以下のようなものです。
1)ビジネスモデル特許問題
特に、米国特許が日本国内に与える影響、サブマリン特許問題などについて興味があります。
2)e−コマースと既存ビジネスとのすみわけ形態
おそらく日本型e−ビジネスなんでしょうが、既存ビジネスとe−ビジネスとのコンフリクション(流通経路、意思決定スピード差による組織的コンフリクションなど)などが気になります。

From: 種村 貴史
.Subj: 【7】自己紹介
日経の種村です。日本経済新聞社電子メディア局で、ウェブサイト(NIKKEI NET)における新しいサービスの企画・開発を担当しております。そのために、米国のEC関係サイト(主にB2C)の調査も行っておりました。

前川さんのテーマ案の中では、特にテーマ3の「ディスインターミディエーションとインフォメディアリー」に注目したいと思っております。また、水野さんの指摘にあったビジネスモデル特許についても、どのような申請が通るのか、どのような場合に侵害となるのかなど、知らないことが多いので、ぜひいろいろ教えていただければ、幸いです。

From: 林 浩一
.Subj: 【8】Self Introduction
富士ゼロックスの林浩一と申します。昨年まで、Webベースのドキュメント処理やグループウェアなどについて、EP、CSCWといった国際会議を中心にした研究活動を行ってきました。現在、HTML/XMLなどのWebドキュメントの処理技術を用いたワンツーワンマーケティング支援のビジネスの企画を担当しています。

議論したいテーマについては異論はありません。デジタルデバイド問題については、優良顧客囲い込みの戦略である、ワンツーワンといった今日的なマーケティング手法が、それを助長するのではないかという視点から、関心があります。

From: 酒井 雅子
.Subj: 【9】自己紹介
未来証券株式会社http://www.miraisec.co.jp/酒井雅子と申します。私はJAFCO(日本合同ファイナンス)、JAIC(日本アジア投資)というベンチャーキャピタルに合計17年おりまして、1998年10月、この未来証券株式会社をスタートさせております。この会社はプライベート・エクイティに重点を置いたあたらしい証券会社で、現在社長以下総勢16名ほどでやっています。

米国でUniversity Spin−off Companiesの創業支援システムとしてのベンチャーキャピタルの発展をみていると、圧倒的な彼我の差を感じます。すでに米国は投資情報の仲介によるBA(Business Angel)投資の効率性維持ということで完璧にさきにいってしまいました。
また、わが国でも昨年10月の株式売買委託手数料完全自由化で、インターネットによる証券売買の取扱量が増大しておりますが、日本の証券決済等のインフラの立ち遅れがとても気になりますし、もしかしたら明治以来の商法をかえなくてはいけないのかもしれないともおもっております。
証券市場そのものが米国ではNYSE,NASDAQが戦略を立てて熾烈な争いをはじめているというのに日本の取引所間競争はまだまだ始まったばかりです。

From: 児玉 皓次
.Subj: 【10】自己紹介
日本ベリサイン(株)の社長をしております児玉 皓次です。日本ベリサインでは、インターネットにおける電子認証サービス・ソリューションを通じて、信頼と、安全確実な通信基盤を提供することによりこの情報化社会に貢献していくことを目指しています。インターネットという新しい情報インフラの出現により、私たちの生活や、ビジネスは確実に変革を遂げようとしています。電子商取引、電子メール、EDI、情報アクセス制御などその応用範囲は無限に広がっています。しかしこのオープンなグローバル・ネットワークでいかに通信や商取引の信頼性が確立できるか、いかに確実なセキュリティ−を確保できるかは皆さんご承知のように大きな課題です。

取り上げて行きたいテーマは、
1)インターネット・インフラ上で、セキュリティは、どんな形で実現され、提供されるべきか。
2)安全・確実なセキュリティの実現により、インターネット環境を利用したビジネス・モデルは、さらに拡大すると思われますが、企業間サービス(B2B)、消費者向けサービス(B2C)ではどのような応用が考えられるのか。

From: 飯坂 譲二
.Subj: 【11】自己紹介
カナダから参加しております。職種としては、商取引に関係のない自然科学を専攻しておりますが、北米の生活体験を通して、ECのエンドユーザとしての意見を述べさせて頂くつもりです。

From: 萩原 雅之 
.Subj: 【12】自己紹介
ネットレイティングスの萩原です。日経リサーチ、日本経済新聞ヨーロッパ社(英国)、リクルートリサーチを経て99年10月よりインターネットオーディエンス測定のネットレイティングスの代表取締役として日本での事業立ち上げに奔走してます。米国同様、この3月から、

Nielsen//NetRatings ブランドでサービスを提供できる予定です。
また、コミュニティ活動として、約2500人のメンバーを抱える「インターネットサーベイ・メーリングリスト」を主宰しています。ここでネットビジネスを引っ張る多くの起業家、実務家の皆さんと知り合えたのはたいへん幸せでした。
最近はMLを通して知り合ったビットバレーの起業家たちと呑む機会も多いですし、日経とリクルートというカルチャーの全く異なる(笑)企業でリサーチの仕事をした貴重な経験を生かし、ネットビジネスにおける大手町的発想と渋谷的発想をつなぐような議論ができればいいなと思っております。

From: 小池 良次
.Subj: 【13】自己紹介
小池良次です。昨年5月にニューヨークからサンフランシスコ郊外に引っ越して、かれこれ米国生活は13年ぐらいになります。インターネットマガジンやら日経ウェブなどに米国の情報通信事情の記事を書いているITジャーナリストです。
過去2年のEC部会での議論では、米国を追う日本という前提が多かったように覚えています。ところが今年は日本型という議論から始まっているところを読み、売上規模とかは別にして、いよいよ「日米比較の段階に入った」と興味をそそられています。

From: 中山 靖司
.Subj: 【14】自己紹介
東京大学の中山靖司@です。昨年6月に日本銀行金融研究所から東京大学先端経済工学研究センターに移り、次世代電子商取引分野という講座の助教授に任官されています。前職では、電子マネーを中心に情報セキュリティに関する研究を行なっており、特に、NTT−日銀電子マネーの開発には最前線で携わっておりました。

特に、私個人が興味を持っていることは、以下の3点です。
1.日本型ECビジネスモデル
2.ビジネスモデル特許
3.ベンチャーの育成、起業家の育成
 (日本の大学にMBA等を開設してEC関連知識を教育する是非等)

なお、2.に関しては、電子マネーも一種のビジネスモデル特許だと思うのですが、ひところ話題になったことがあるシティバンクの電子マネー特許が昨年11月に再逆転で、認められました(経緯:公告→異議申立→拒絶査定→不服審判請求→拒絶査定取消)。マスコミも知らないのか話題になっていないようですが、特許の請求の範囲をどうとらえるかという分析の結果次第によっては、これもECへ影響するかもしれません。

From: 岸上 順一
.Subj: 【15】議論したいテーマ
岸上です。生活の本拠地も最もダイナミックな動きをしたシリコンバレーから、これからが楽しみな東京に移っています。

【1】前川徹
議論したいテーマ(案)1.日本型ECビジネスモデルの未来

都会における交通渋滞や違法駐車の元とまで言われていたコンビニですが随分イメージ改善が図られています:-)ただどなたかもおっしゃっていましたが、日本型ECということば自体が変な気がします。面白い現象ではありますが。

【1】前川徹
議論したいテーマ(案)3.ディスインターミディエーションとインフォメディアリー
現在コンテンツIDフォーラムということをやっており、デジタルコンテンツに対する著作権保護に多いに興味を持っております。このテーマになったときにまた発言します。

From: 須藤 修
.Subj: 【16】自己紹介
東京大学の須藤修です。現在、e-commerceの研究プロジェクトや行政ネット構築の仕事に携わっています。

先般、コマースネット・ジャパンの主催でネットビジネスに関するパネルディスカッションを行ったばかりですが(1月26日)、その際、重要なアジェンダとして議論されたテーマは、ベンチャーキャピタルとネットビジネスの展望、ネットビジネスとマーケティング(CRM、SCMなど)、ビジネススキームの特許問題、電子署名、モバイルのインパクトなどでした。これらのアジェンダについても議論を深めることが出来ればと思います。
海外の知人からのメールによれば、ヨーロッパ、アメリカともに日本におけるモバイル・マーケティングにはかなり注目しているようです。それと金融ビッグバンに連動したデジタル経済の動向、とりわけコンビニをはじめとした新しい業態の創造についても今後のビジョンを語り合えればと思います。

From: 國領 二郎
.Subj: 【17】自己紹介
慶応義塾大学で電子商取引の研究をやっております國領と申します。

興味があることが多すぎて困っているのですが、強いて何かをあげるとすると、ここのところビジネスモデル特許の行方について関心を持っております。

From: 三宅 達也
.Subj: 【18】ご挨拶
富士ゼロックスの三宅です。

議題について異論はありません。特に仲介業者排除と情報仲介業によるビジネスモデルの変化に大変興味があります。

From: 中村 伊知哉
.Subj: 【19】議論したいテーマ
MIT中村伊知哉です。「日本型」を見定めるためアメリカに住んでます。
東海岸でテレビを見ているとドットコム系のCMばかりです。でも、ドットコム系はもう終わり、という話もよく聞くようになりました。やっとECがリアルなビジネスになってきた現れだと思います。
日本はこれから本番ですから、新興も老舗も、PCもケータイもテレビも一緒になって、独特の発達をすることになると見ます。日本型、あります。

From: 校條 浩
.Subj: 【20】議論したいテーマ
このテーマで十分すぎるくらいかと思います。

【1】前川徹
議論したいテーマ(案)
1. 日本型ECビジネスモデルの未来
2. 日本のECビジネスを阻害する要因
3. ディスインターミディエーションとインフォメディアリー
4. ビジネスモデル特許問題
5. デジタルデバイド問題
6. ECの発展とデジタルデバイド問題の関係

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