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| セッション1 -「モバイルとデジタル家電が拓く新ビジネス
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モバイルコミュニケーション4 |
From: 佐藤 英明
.Subj: 【30】本当にIMT-2000なのでしょうか? |
誠に卓見だと思いますが、一つだけ疑問があるのは、重箱の隅をつつくようで心苦しいのですが日本に取っては重要な問題なのでお伺いすると、本当にIMT-2000なのでしょうか?
先日もその道の友人から、”欧州はIMT-2000にクールだ”と聞いてショックを受け、また松下の松瀬氏の下記のデータから見ても考えてしまいます。 結局インストール・ベースで、決まってしまうことが有ります。かって、NECのPC−98も日本では圧勝でしたが・・。ひょっとすると、IMT-2000って「横長テレビ」に成る可能性を持っているのではと言う不安を感じます。
【23】松瀬哲朗 ・方式別出荷台数(99年見通し) GSM 1億3300万台 *欧州他100カ国以上で採用 CDMA 3300万台 *北米、アジア他 TDMA 2100万台 *北米、南米他 PDC 3600万台 *日本 アナログ 1500万台 *各地
【28】池田信夫 これからの放送にとって最大のポイントは、HDTVではなく、モバイル(IMT-2000)です。/font>
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From: 池田 信夫
.Subj: 【31】IMT−2000? |
ジュネーブのテレコム99でも、IMT-2000を実機で展示しているのはNTTドコモだけで、ヨーロッパ勢はGSMでデータ伝送を高速化するGPRSやHDRなどの技術が中心でした。実用化するかどうか疑問があるものの、HDRでは最大2.4Mbps出るそうですから、IMT-2000を急いで採用する必要はない、というのが彼らの認識です。
ドコモがW-CDMAに懸命なのは、周波数が足りないというのが最大の理由でしょうが、ちゃんとしたアプリケーションがないと、佐藤さんもおっしゃるように「横長テレビ」になりかねません。期待されているのはテレビ電話ですが、これは20年以上前から世界中の電話会社が試みて一度も成功したことはありません。
IMT-2000の用途は、「モバイル」ではなく「ワイヤレス」です。384kbpsというのは、当面は家庭で使える最大の帯域ですから、たとえば衛星からMPEG-4の映像をIPに乗せて放送し、家庭のアンテナで受けて無線で各部屋に送ってパソコンや小型テレビで見る、というようなモデルも考えられます。インターネット端末としては400kbpsしか出ないDSLを引くよりも簡単だし、IEEE1394のケーブルを家中に引き回す必要もありません。
こうしたコンテンツが充実し、ストリーム機能を持つ端末が増えて初めて携帯テレビ電話が意味を持つのです。「ハイビジョン」の受像機は15万台しかありませんが、携帯電話のユーザーは5000万人を超えました。HDTV放送の1チャンネル分で、MPEG-4放送なら50チャンネル取れます。ビジネスとしてどっちが有望かは明らかでしょう。インターネットとつながらない「BSデジタル放送」は、今からでも遅くないから見直すべきです:
http://www.hotwired.co.jp/bitliteracy/guest/000208/
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From: 岸上 順一
.Subj: 【32】IMT-2000は横長テレビになる? |
【31】佐藤英明 かって、NECのPC−98も日本では圧勝でしたが・・。ひょっとすると、IMT-2000って「横長テレビ」に成る可能性を持っているのではと言う不安を感じます。
あの横長テレビは日本に帰ってきて一番変に感じた最たるものでした:-)ある意味で非常に日本的ですね。自分では何か変だなと思っていても、周りが買っているし、電気屋に行ってもほとんどがそうだし...
IMT-2000の話はいろんな側面があります。ただPC-98の例を出しておられますが、それだけでなくワープロ専用機など日本にしかない機器は結構今までも出てきています。あえて逆説的なことを言えばそれはそれでいいのではないでしょうか?勿論それで海外のいろんなコンテンツが見られなくなるとかの問題がない範囲での話です。
世界で一番標準から外れているのは日本ではなくいまだにマイル、ガロンの世界を貫いているアメリカなのですから:-)
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From: 池田 信夫
.Subj: 【33】横長テレビ |
これからの放送にとって最大のポイントは、HDTVではなく、モバイル(IMT-2000)です。そのコンテンツがiモードのように豊富に供給されるには、2インチ(MPEG-4)から大スクリーン(MPEG-2)までスケーラブルに映像を送受信できるシステムが必要です。それにはIPをプラットフォームにし、W3Cで標準化が行われているSMILを使うしかありません(mobile SMILも開発中です)。
これによって放送をインターネットに統合すれば、日本はモバイルで築いた優位を広帯域インターネットや情報家電に拡大し、世界をリードできるでしょう。
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From: 松瀬 哲朗
.Subj: 【34】IMT−2000? |
IMT-2000についてフォローします。
私もテレコム99を見ましたが、確かに欧州の大勢はまずは GPRSへという感触でした。ただ、一部に W-CDMAへの移行を先延ばしにすると日本勢に先行を許すのではとの見方があり、当初予定より前倒し採用も検討されつつあるようです。なお、米国の第3世代導入は日欧よりかなり遅れると思われます。
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From: 水野 隆一
.Subj: 【35】携帯電話とPDA |
【21】関口和一 今の日本のモバイルはどちらかというと若者の「ケータイ文化」であり、まだ本格的なビジネスツールには使われていないような気がいたします。
たしかに、日本の携帯電話は、若者のプライベート利用がメインであり、ビジネス活用というのは、公衆電話の延長以上の利用はまだなされていないような気がします。
アメリカに来て感じるのは、PDA端末(特にパームトップ型)が予想以上に普及していることです。ミーティングをしていても、メールやスケジュール確認がポンポンと入ってきているようで、PDAがひっきりなしにピーピー言っています。
もちろん、訪問先がe−ビジネス関係の企業で、しかも相手が役員クラスなので、一般企業の一般社員の様子はわかりませんが、このPDAの普及状況を見ていると少なくともビジネスシーンだけを捉えれば、『携帯電話は次世代インターネット端末で、日本はこれで世界をリードできる』と、浮かれているわけにはいかないとかんじました。
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From: 村上 輝康
.Subj: 【36】携帯電話とPDA |
今米国にいる水野さんや米国在住の方にお尋ねします。
米国でケータイが若者文化として定着しなかったのは、導入早期にこれがカンニングの手段として使われる可能性があるため、学校に携帯電話を持ちこむことが厳禁されたことが影響している、ということを聞いたことがあります。本当でしょうか。
日本の場合、「学校にまずモバイル情報機器が入ったのは受信機能だけで発信機能をもたないポケットベルであったため、不正との関係付けはおこなわれないまま、いち早く高校生の間のコミュニケーション手段の「デファクトスタンダード化」した。このため後は,自然にピッチからケータイへと普及が爆発的に進み現在に至っている。」という、もっともらしい仮説ができあがるのですが。【35】水野隆一 たしかに、日本の携帯電話は、若者のプライベート利用がメインであり、ビジネス活用というのは、公衆電話の延長以上の利用はまだなされていないような気がします。
アメリカに来て感じるのは、PDA端末(特にパームトップ型)が予想以上に普及していることです。ミーティングをしていても、メールやスケジュール確認がポンポンと入ってきているようで、PDAがひっきりなしにピーピー言っています。
最近私達の会社では、社内の会議中に、俯いて瞬間的に「離人感覚状態」に入っている不届き者を時々見かけます。これは、(勿論音を消して)iModeでメールを読んだり、ニュースや株価をチェックしたりしているのですが、これが「文化」になっていくのは、ホワイトカラーの生産性を上げるのでしょうか下げるのでしょうか。
いずれにしても日本で「文化」としてこんなにNonPCの機器の普及と利用がインターネットとの関連において進んでいる点は、日和らずに積極的に評価して活用していくべきではないかと思います。
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From: 小池 良次
.Subj: 【37】携帯電話とPDA |
サンフランシスコの小池です。カンニングというのは、聞いたことがありません。
でもページャーを使ったドラッグ売買の問題から、学校へのページャー持ち込みが禁止されたということは良く聞きます。たぶん、携帯も同じ理由ではないでしょうか。
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From: 藤原 洋
.Subj: 【38】携帯電話とPDA |
これまでのモバイル市場の大半は、携帯電話によるものであり、特に日本では、個人利用の若年層(特に女性)市場に支えられている訳です。しかし、iMODEやmoperaなどのモバイル・インターネットの普及により、最近では、VPN技術などが導入される方向にあり、いわゆるBtoC,BtoB,CtoCなどの新たな応用サービスが、iMODEが1000万人になる2000年とIMT2000が始まる2001年から、大きく発展しそうな気がします。
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From: 飯坂 譲二
.Subj: 【39】携帯電話とPDA |
【35】水野隆一 たしかに、日本の携帯電話は、若者のプライベート利用がメインであり、ビジネス活用というのは、公衆電話の延長以上の利用はまだなされていないような気がします。
この点は、私も長年言いつづけていることで、全く同感です。NETは単に通信システムの両端にいる人間のもつ情報を交換する以上のものです。
社会にとって必要な既存の情報や新しい情報がどの程度NETに組み込まれているかを比較の対象とすべきだと考えますが、具体的にどうやって測るか、いい知恵があったら教えてください。
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