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基調講演する米コロンビア大学ビジネススクールのエリ・ノーム教授=14日、東京・有楽町 |

エリ・ノーム氏

コロンビア大学ビジネススクール 教授


米コロンビア大学ビジネススクールのエリ・ノーム教授は14日午後、世界情報通信サミット(主催・日本経済新聞社)で講演し、家電のネットワーク化が経済に与える影響に関し、「(半導体など)ハイテク情報製品に依存する国の経済変動が大きくなる」と述べた。
ノーム教授は、家電のネットワーク化が、「既存の家電製品を破壊する」と分析。テレビなど自己完結型の製品から、ネットワークにより遠隔地に置いた強力な外部記憶装置などと特殊機能を備えた機器を相互接続することで、様々な電化製品を代替。一例として留守番電話に取り変わる機能として電話会社のボイスメールサービスを取り上げ、「(ネットワーク化とは)ハードからサービスに移行すること」と説明した。
一方、「相互接続を前提とする製品の登場が、交換可能なモジュールの誕生を招き、部品のコモディティ化を進める」と指摘。最近のハイテク製品の価格下落の背景に参入障壁が低くなったことを指摘し、「競争激化が価格下落を激しくしている」と語った。
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